みなさん、こんばんは。
今日は、なぜ、太陽光発電が開発されるようになったのか、太陽光発電の誕生についてお話をし
ます。
太陽光発電には、太陽電池が使われています。その、太陽電池は、1954年にアメリカのピア
ソン、フラー、シャピンという3人の研究者によって発明されたそうです。62年も前の話なんで
すね。人間であれば、立派な大人になっているころですね。
その時に、発明されたのは、最も普及の進んでいるシリコン太陽電池といわれるもので、実は、
最初から太陽電池を開発しようとしたわけではなく、トランジスタ(半導体の一種)の研究開発中偶
然に発明されたというエピソードがあるそうです。ということは、もしかしたら発明されていな
かったかもしれませんね。もし、発明されていなければ、どのような世界になっていたのでしょう
か?
当時の太陽電池は大変高価で、とても一般家庭で利用できるようなものではなかったため、特殊
な用途にしか利用されなかったようです。
その、特殊な用途の代表格としては、人工衛星への電力供給があり、世界で初めて太陽電池が実
用化されたのも、人工衛星であったそうです。もし、太陽電池が発明されていなかったら、人工衛
星を打ち上げることができなかったかもしれませんね。太陽電池、さまさまですね。
ちなみに、世界で初めて太陽電池が搭載された人工衛星は、1958年、アメリカ海軍が開発し
た「ヴァンガード1」で、現在でも、地球の軌道上にあるそうです。
太陽電池は大変高価なもの(1wあたり数万円)であった為に、人工衛星のような特殊な用途でし
か利用されなかったのですが、ある出来事をきっかけにして、大きく変わっていくことになりまし
た。その出来事とは・・・ 次回に続きたいと思います。
それではみなさま、よいお年をお迎えください。