みなさん、こんばんは。
今日は、いまさら・・・という話題ですが、案外、わかっているようでわかっていないかも?
太陽光発電と、ソーラーシステムの違いについてお話をします。
太陽光発電の工事にかかわりだしたころの話です(約15年ぐらい前?)。
とある住宅地の一角で太陽光の工事をしている職人さんと、近所を散歩されているご老人との会
話!
ご老人:「なになさってるんだい?」
職 人:「太陽光発電の工事です。」
ご老人:「あー、お湯ができるやつかね?」
職 人:「それは、ソーラーといって、太陽熱でお湯をつくるもので、今、工事しているの
は太陽光で電気をつくるものなんだよ。」
ご老人:「あーそうかね。それで、どれぐらいでお湯になるのかい?」
職 人:「・・・」
と、こんな話が、よくありました。
みなさんの中でソーラーシステムを設置されている方はどれぐらいいますでしょうか?
ちなみに、ソーラーシステムというのはなにかというと、太陽の熱エネルギーを利用して水をお
湯にするもので、そのお湯を直接、お湯として使ったり、暖房システム(床暖房など)の不凍液に熱
交換させて使ったりするものをいい、給湯ボイラーや暖房用の温水ボイラーの燃料である、灯油や
ガスの使用量削減の目的で普及したエコな製品です。
これに対して、太陽光発電とは、太陽の熱ではなく、光エネルギーを電気エネルギーに変換する
もので、返還された電気エネルギーを家で使っているテレビや冷蔵庫などの電化製品の電気として
使うものをいい、電気代の節約を目的として普及したエコな製品です。
全く違うものだということがおわかりいただけましたでしょうか?
太陽光発電の続きですが、太陽光発電を設置されている方はおわかりになると思いますが、昼間
の各家庭の電気の使用量ってあまり、多くないですよね。それなのに、太陽光は明るい時にしか発
電してませんよね。
これ、無駄になっていると思いませんか?
次回はここのところを書いてみようと思います。