みなさん、こんばんは。
今日は、前回の続きの前に、RPS法について書きたいと思います。
『RPS法』
※「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」といいまして、2002年に成立、2003
年4月に施工され、2012年7月に「再生可能エネルギー特別措置法」が施行されたことに伴
い、廃止されました。
※RPSとは、「Renewables Portfolio Standard」という英語の略語で、日本語に訳すと「再生
可能エネルギー利用割合基準」となります。電機を供給している電気事業者に対して、需要家に供
給・販売している電力量の一定割合を新エネルギーで発電された電力でまかなうという基準を定
め、それを義務付ける制度です。
この、法律が施行されたことにより、日本の電気事業者(電力会社等)は、需要家に供給・販売して
いる電力の中に、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーによって発電された電力を一定
割合以上含めなければいけなくなりました。
「RPS法」の基準をクリアするために電気事業者が太陽光発電所や風力発電所を設置するには、
コストと時間がかかります。一方で、系統連系という方法で各家庭に設置された太陽光発電システ
ムの余剰電力を購入するという方法もあります。
金融的支援とRPS法・・・太陽光発電は、普及していくことになりました。
※余談ですが、この「RPS法」が施行されてから設置された太陽光発電所の事業者には、改正F
IT法による事業計画書の提出は不要です。