みなさん、こんばんは。
続きを書こうと思いますが、久しぶりの投稿なので、少し復習をしたいと思います。
太陽光発電の普及させるために、国は、いろいろな策を講じてきました。
効率よく発電する太陽光パネルの開発に対する支援、太陽光発電が普及することを目的とした新た
な法律の制定、金融的支援などでしたね。
しかし、日本の住宅用太陽光発電システムの設備容量が世界でトップになり、普及策が終了する
と、新しい太陽光発電システムの設置数が頭打ちとなり、あっという間に世界第3位になってしま
いました。
それで、2009年より、新しい金融的支援と、新しい余剰電力買取制度が始まりました。
ここまでが前回までの内容です。
では、続きです。
新しい金融的支援と買取制度で再び設置件数が増加し始め、私たち太陽光発電に携わる者にとって
は忙しい日々を送ることとなりました。が、2011年3月11日、あの忘れることのできない出
来事が日本列島を襲いました。
≪東 日 本 大 震 災≫
この地震によって、おおくの人命が奪われました。と、同時に、日本の重要な基幹電源もダメにし
てしまいました。
それは、原子力発電所です。福島の原発が大打撃をうけ、他の原発も安全性が確認できるまでは再
稼働しない・・・もちろん、原発は全停止しました。
日本の電力は足りなくなってしまう・・・その危機に必要とされたのが太陽光発電をはじめとす
る、再生可能エネルギーによる発電設備でした。
ということで、再生可能エネルギーを対象とした新しい買取制度が翌2012年7月に施行されま
した。これが、「FIT法」です。
※「FIT法」・・・再生可能エネルギーの固定買取制度の略称
再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が固定価格で一定期間買い取ることを義務づけた制
度です。今までの買取制度と違う点は
・太陽光発電だけではなく、他の発電設備も可能になった。
・全量買取が可能になった。
また、この大震災を機に注目されるようになったものが他にもありますので。
次回は、そのことについて書きたいと思います。