みなさま、こんばんは。
今日は、1974年に始まった「サンシャイン計画」について
調べたこと、それについて思うことを書いていきます。
サンシャイン計画とは
太陽エネルギーなどを、公害を発生させることなく
地球上で枯渇しないクリーンなエネルギーを活用する技術を開発することにより
将来のエネルギー需要の相当部分をクリーンエネルギーでまかなうという高い目標を掲げて、
1974年より始まった大規模国家プロジェクトです。
■太陽エネルギー
■地熱エネルギー
■石炭エネルギー
■水素エネルギー
この4つが重要項目として研究開発され
今、再生可能エネルギーの一つで、普及がすすんでいる
風力エネルギーや、バイオマスなどは
事業化の可能性を探る総合研究のひとつという位置づけだったそうです。
意外ですね。
風力発電は普及がすすんでいるので、もっと前から注目されているかと思いました。
この、サンシャイン計画は、1974年から2000年までの長期にわたるプロジェクトで
予算総額が5000億円に上りました。
このサンシャイン計画は、のちに
1978年より省エネルギーの技術開発を推進するために始まっていた
「ムーンライト計画」等と統合され
「ニューサンシャイン計画」として1993年から2002年まで
予算総額1兆円超の大型プロジェクトとして、
クリーンエネルギーの普及に大きな成果を上げることになったそうです。
その一つが、太陽電池の生産量で
1999年から2007年まで、太陽電池メーカー世界トップ5のうち4社が日本企業でした。
さすが、日本人っといったところでしょうか?
また、三洋電機(現在のパナソニック)が開発した
充電式乾電池「エネループ」や、家庭用燃料電池「エネファーム」などは
水素エネルギーの開発があったからこそ活用されたものです。
今では、ほとんどのかたに認知されている太陽光発電も、このような過去があったのですね。
次回に続きたいと思います。