みなさま、こんばんは。
今日は、太陽電池が普及していくことになった頃のことについて、調べてみたことを書いていきます。
1973年、エジプト、シリアとイスラエルの間で第四次中東戦争が勃発。
この戦争によって、サウジアラビアをはじめとするアラブ諸国の産油国の組織であるアラブ石油
輸出国機構(OAPEC)は、イスラエル支援国に対して、アラブ原油の販売停止または、制限を行
い、さらに、石油輸出国機構(OPEC)は、原油価格を4倍にすることを声明しました。
これを、第一次石油危機といい、別名オイルショックといわれている、昭和時代を生きてきた世
代には有名な話ですね。
日本は、この、イスラエル支援国に名を連ねていたので、原油価格の高騰がしばらく続き、高度
経済成長が終わりました。
また、政府は、国を挙げて「省エネ」を国民に呼びかけ、テレビの深夜放送の禁止や、マイカー
の自粛などの国民の協力があり、危機を乗り切ったということだそうです。どうしよう?、・・・
じゃあこうしてみよう!!と、互いに協調しあうところが、さすが日本人ですね。
「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」
これは、私の大好きなテレビドラマのスクールウォーズでも使われた言葉です。この精神が、今
の日本へと続いているのではないかと、私は思います。
この出来事をきっかけに、国内に資源を持たない日本は、エネルギーの問題について考えるよう
になり、省エネルギーの推進や、石油の代替エネルギー開発のために、「サンシャイン計画」が始
まりました。
「サンシャイン計画」とは?
次回は、「サンシャイン計画」について書いていきます。