»2016年12月15日 の記事

 みなさん、こんばんは。

 

 今日は、いまさら・・・という話題ですが、案外、わかっているようでわかっていないかも?

 太陽光発電と、ソーラーシステムの違いについてお話をします。

 

 

 太陽光発電の工事にかかわりだしたころの話です(約15年ぐらい前?)。

 とある住宅地の一角で太陽光の工事をしている職人さんと、近所を散歩されているご老人との会

話!

   ご老人:「なになさってるんだい?」

   職 人:「太陽光発電の工事です。」

   ご老人:「あー、お湯ができるやつかね?」

   職 人:「それは、ソーラーといって、太陽熱でお湯をつくるもので、今、工事しているの

        は太陽光で電気をつくるものなんだよ。」

   ご老人:「あーそうかね。それで、どれぐらいでお湯になるのかい?」

   職 人:「・・・」

 と、こんな話が、よくありました。

 みなさんの中でソーラーシステムを設置されている方はどれぐらいいますでしょうか?

 

 

 ちなみに、ソーラーシステムというのはなにかというと、太陽の熱エネルギーを利用して水をお

湯にするもので、そのお湯を直接、お湯として使ったり、暖房システム(床暖房など)の不凍液に熱

交換させて使ったりするものをいい、給湯ボイラーや暖房用の温水ボイラーの燃料である、灯油や

ガスの使用量削減の目的で普及したエコな製品です。

 

 これに対して、太陽光発電とは、太陽の熱ではなく、光エネルギーを電気エネルギーに変換する

もので、返還された電気エネルギーを家で使っているテレビや冷蔵庫などの電化製品の電気として

使うものをいい、電気代の節約を目的として普及したエコな製品です。

 

 全く違うものだということがおわかりいただけましたでしょうか? 

 

 太陽光発電の続きですが、太陽光発電を設置されている方はおわかりになると思いますが、昼間

の各家庭の電気の使用量ってあまり、多くないですよね。それなのに、太陽光は明るい時にしか発

電してませんよね。

 これ、無駄になっていると思いませんか?

 次回はここのところを書いてみようと思います。

 

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